株式会社日建技術コンサルタント
NIKKEN GIJUTSU CONSULTANTS CO.,LTD.
site map
会社紹介 業務案内 最近の業務実績 採用情報 お問い合わせ

道路

渋滞解消対策による円滑なモビリティの確保

1997 年12 月に採択された京都議定書では、その第1 期(2008 年~2012 年)に1990 年比で6%のCO2削減が目標とされています。
我が国のCO2 総排出量のうち、運輸部門の排出量は21%を占め、その約9 割が自動車から排出されていることから、道路整備におけるCO2 削減対策は、我が国が京都議定書の目標を達成するための重要な課題となっています。
特に、道路渋滞は、時間やエネルギーの消費など経済活動へ多大な損失を与えるとともに、環境問題・交通事故の増加など社会的問題を引き起こしており、早急な渋滞解消対策が必要となっています。
道路渋滞は、道路交通の需要と容量がアンバランスになることで発生いたします。
対策としては、ハード対策とソフト対策及び両者の組み合わせが考えられます。

douro_15

-手法-1(ハード対策)

バイパス道の設置や道路拡幅、右折レーンの設置などの交差点改良などの対応により、渋滞緩和を行うものです。対策により交通容量が増加するため、確実な効果が期待できますが、用地の取得や整備工事自体に多額の費用が発生する他、都市域では用地の取得自体が困難な場合が多いため、手法-2 のソフト対策を組み合わせた、総合的な対策が期待されています。

-手法-2(ソフト対策)

TDM(交通需要マネジメント施策)やITS、マルチモーダル施策など、道路と交通機関の利用方法に対する適切な誘導により、円滑な交通流を実現するものです。
低コストで既存ストックを有効に活用することができますが、効果的な整備には、効果的な施策の実施と市民の積極的な参加に対する誘導が不可欠となります。

業務案内トップへ
カテゴリー
Copyrights(c)Nikken Gijyutsu Consultants Co.,Ltd page top