トンネルの開通が周辺環境へ与える影響は非常に大きいものがあります。
調査・設計段階での自然条件、社会条件に対する影響評価はトンネル設計の大切な領域を形成しています。
トンネルの設計に際しては、トンネルを単に造形的な面からみた環境にとどまらず、市民生活を総合的に表現するものとして評価し、地域特性を反映したものであることを大切にして調査・計画いたします。



岩盤の解析手法を駆使した地下空間のトンネル掘削
岩盤の解析手法は大別すれば、数値解析と模型実験による手法に分けられます。約20 年前までは、模型実験による解析が盛んにおこなわれていましたが、有限要素法の出現により、さらにはコンピュータの性能の飛躍的な発達により、近年は数値解析が主流となってきています。トンネルの掘削に伴う地山の挙動解析にもコンピュータを駆使した数値解析が盛んにおこなわれています。この最大の利点は、複雑な境界条件や岩盤条件を様々な要素を取り入れながら迅速に実行できることにあります。
しかし、あくまで設定した各種条件の範囲内での解析となることから現実とのギャップには充分に留意する必要があります。
当社では、このような数値解析で解明できることと、未解明な現象として残る部分を的確に区分し、数値解析と現実との調和点を追究する姿勢を大切にしています。
