要求水準の実現と信頼性の確保
基本設計・実施設計業務
最終処分場、ストックヤード、コミュニティ・プラント等、トータルプロセスとしてメーカーの独自技術の介入が少ない施設については、一般の公共事業と同様に図面発注を採用することが可能です。
このような場合の基本設計や実施設計に多くの経験を有しています。
<図面発注の対応事例>
(1) 最終処分場(埋立地及び浸出水処理施設)
(2) 資源化施設(容器包装プラスチック、せん定枝等)
(3) ストックヤード施設

被覆型最終処分場

せん定枝資源化施設
設計・施工監理業務
廃棄物処理施設が性能発注方式により発注された場合には、請負者による実施設計の段階から監理業務が必要となります、発注者の工種別専門職の配置状況に応じて、監督員補助の立場で必要な工種の監理員を派遣します。
派遣の形態は、工事の全体工程や発注者のニーズに応じて重点監理、常駐監理、またはその併用に対応します。
本業務においても、複数の現場を担当してきた過去の経験が発揮できます。
- <業務内容の骨子>
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- (1) 請負者の設計提案に対する意見・助言
- (2) 実施設計図書の審査
- (3) 各種届出書の審査
- (4) 発注仕様書との適合性審査
- (5) 施工承諾申請図書の審査
- (6) 施工要領書の審査
- (7) 各種検査の立会
- (8) 進捗状況管理
- (9) 出来型管理
- (10) 出来高管理
- (11) 各種報告書の審査または作成
- (12) 性能試験立会

廃棄物処理施設長寿命化計画策定業務
廃棄物処理施設は、多くの設備・機器により構成されて施設としての性能を発揮していますが、それらの設置環境が過酷な状況にある場合が多いことから、劣化速度の速い設備・機器が多く存在します。また、施設の建設には巨額の費用が必要で、財政的にも簡単に更新できる施設ではありません。
このため、ストックマネジメントの実施を計画的に盛り込んで、施設全体を合理的に延命化することが強く求められています。
本業務に関しても、精密機能診断、基幹改良計画、改良工事施工監理業務の経験を駆使して、施設の長寿命化を達成します。