安全で快適な歩行空間の確保とバリアフリーなど円滑な道路交通対策
電線類地中化事業
安全で快適な歩行空間の確保、都市景観の向上、防災性の向上、円滑な道路交通の確保のため、道路の地下を収容空間として活用した電線共同溝や裏配線・軒下配線などの無電柱化を検討します。
施工性、経済性、沿道状況等の地域性を考慮して配管方式を比較検討し、最適な電線共同溝配管断面の設定を行います。またソフト地中化や浅層埋設方式、既存ストックの有効活用等も積極的に提案を行い、コスト縮減を図ります。

【電線共同溝のイメージ図】

【電線共同溝の配管断面】

【ソフト地中化の共用柱の設計】
《景観性向上の事業事例》
電線類地中化事業の目的の一つとして、“都市景観の向上”があげられます。伝統的建造物群保存地区における電線類地中化の意義は大変大きく、景観舗装材や周辺景観にマッチした道路付属施設を提案致します。舗装材については高強度の脱色バインダーの開発により様々な骨材(玉砂利や川砂、天然石など)が選択可能となり、自然の風合いを生かした舗装が周辺景観をより魅力的に演出します。

【玉砂利骨材を使用した自然色舗装】

【天然骨材を使用したアスファルト舗装】
