働く環境（働き方改革・福利厚生）│株式会社日建技術コンサルタント RECRUITING SITE

働き方改革への取り組み

当社はこれまで｢職場環境の改善｣として､作業環境の整備､有効な設備投資､待遇改善､公平な人事考課､やりがいのある使命感など多様な人材が集い多様な働き方ができる職場を目指して､個々の価値観を満足させ､自由で風通しの良い職場全体の魅力の向上と活性化に取り組んできました。このたび｢働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律｣の成立に従い､次の通り働き方改革を実施します。

時間外労働の上限が罰則付きで法律に規定されました。

原則

45時間／月

360時間／年

時間外労働の上限は原則として､月45時間､年360時間として､臨時的な特別の事情がなければ超えることができなくなりました。

臨時的な特別の事情があっても

720時間以内／年

臨時的な特別の事情があっても､時間外労働が年720時間以内。時間外労働と休日労働の合計が100時間未満､月当り平均が全て1月当り80時間以内とすること。

当社の時間外労働の現状は次の通りです。

管理職の時間外労働

平均15.1時間／月

総合職の時間外労働

平均14.3時間／月

一般職の時間外労働

平均2.7時間／月

当社では､時間外労働の上限(月45時間)を順守するための対策として､令和3年4月より､毎日午後8時に室内照明を消灯して､所属長の責任において､全員を退社するように指示することに努めた結果､上記の通り､時間外労働の上限規制は順守されています。

年5日の年次有給休暇の確実な取得について

有給休暇取得率

61.5%

働き方改革の主たる目的は､長時間労働の是正及び有給休暇月5日の確実な取得となっていますが､我が国が直面する少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少､育児や介護との両立など働く者のニーズの多様化などの課題に対応して､働く人々がより良い将来の展望を持てるようにすることは大切な事であります。
働き方改革の基本的な考え方として､｢個人の事情｣に応じた多様で柔軟な働き方を､自分で選択できるようにするための改革です。また多様な働き方を選択できる社会を実現することで､成長と分配の好循環を構築し､将来の展望を持てるようにすることを目指します。そして人材の確保､業績の向上､利益増の好循環をつくることの改革である。このような考え方を勘案するとこのような考え方の改革は転職奨励策とも思われ､本質的には長時間労働の是正と賃金アップなどの待遇改善であり､これが現内閣が提唱する｢新しい資本主義｣ではないかと思われます。このような事を反映して業界大手の年間採用状況は令和2年から､新卒採用より中途採用が全体の40～60％と増加しています。今後の運営に際しては､長時間労働の是正､有給休暇の確実な取得はもちろんのこと､待遇改善､年収のアップ､職場環境の改善に継続して真剣に取り組み､魅力ある職場づくりに邁進してまいります。